この前のドァンゴのインターンシップについてちょっと総括してみましょう

はじめに

 ごめんなさいしばらく更新しない状況が続いておりましたというより更新することに抵抗があったので。
 ドワンゴインターンシップが終わってからというもののちょっとした病にかかってしまいまして。いわゆる「インターンシップのことを書くの自重する病」です。でも今日は、酒も入ってるし、酒も入ってる上に、インターンが終わってから少し間が空いたので、酒も入ってるし、あとしいて言えば酒も入っているので、更新します。
 「インターンシップのことを書くの自重する病」にかかってしまったのは他でもなく自分に端を発することであります。

勉強になったことその1:守秘義務云々

 結論から言うとどうやら俺はドワンゴ守秘義務のことにこのblog上で触れてしまったらしいのです。事細かに俺のブログチェックしてる方ならお気づきかもしれませんが、エントリが何個か消えています。個人的にはそんなに大それたことを書いてるわけではないという認識でおったのですが*1、社員の方からそのことでやんわりと注意されて、やべぇこれは自重しないとなって思って、この病にかかってしまいました。挙句の果てには最終日に社員さんからもらった寄せ書きにドワンゴ涙目とか才能の無駄遣いに注意しましょうとか書かれる始末で、、、本当に頭が上がりませんね。そういう意味もこめて前回エントリを書きました。もうね、ドワンゴからいろんな意味でマークされてるんじゃないかと思いますね。社会にでたらそういうこともやっぱり気にしないといけないんだなということがわかり、勉強になりました。

勉強になったことその2:モバイルwebの仕事の体験

 そのこともひっくるめて今回のインターンシップはモバイル関係のことに限らずかなり勉強させていただきました。もちろん本来の目的であるモバイル関係のことも。いまさら詳しくは書こうとはゆめゆめ思わないですが、ケータイサイト一つ作るのでも、そこにたくさんの人の技術力だったり、デザイン的な力だったり、企画力や、よりよく見せる技だったりというものが絡んでいることに心のそこから感動したんです。そういうさまざまな工夫や苦労を実際にサイト制作や、画像編集ソフトを使いながら体験する中で垣間見ることができただけでも個人的には大きな収穫でした。そんなに詳しくは書きますまい。

勉強になったことその3:戀塚さんとの対談

 その本業の体験と合わせて僕の中で大きな体験、収穫となったのがニコニコ動画の開発に初期のころから携わってこられた、戀塚さんとの対談が実現したことです。思えば戀塚さんとはこの場で知り合って、ドワンゴインターンシップが決まった際に、これは会っておかなければと思ったわけです。それで、ドワンゴの人事の方にこの話を持ちかけてみて実現したので、It pro challengeで講演されたことも手伝って、相当楽しみにしてきました。
 実際お会いしてみるとその自分のわくわくが空回りしてしまって、なんだか最初の方とか質問する内容とかぶっ飛んじゃって若干支離滅裂な状態だったんですけど、話しているうちにだんだん質問する内容も思い出してきて、何とか話がかみ合う状態にまではなることができました。特に聞いていて面白かったのが、やっぱり初期のニコニコ動画を3営業日中に作った話です。僕はプログラミングの世界にはほとんど詳しくないほうでちょっとhtmlとjavascriptができるぐらいです。自分で言うのも憚られますが梅田さんみたいなタイプです。もともと社会学専攻なので。webの世界を、どちらかというと技術的な面からでなく社会学的な現象として捕らえがちです。この前の対談では、そんな僕に、プログラマの世界の面白さを見せていただいた気がします。プログラミングの知識って、他の雑多な知識と比べると本当に無駄がないもので、既存の文章を自分でちょっといじくってるうちに新しいイノベーションが生まれたり、ニコニコの話のように思いがけない場所に応用できたりしてくるんですよね。そのことを教えてもらった気がして、少しプログラミングの世界に興味がわきました。他にもニコニコにまつわる話がたくさんできて、終始僕の目は輝きっぱなしでした。30分という時間もあり、自分自身舞い上がっていたので聞きそびれたことも何個かあるのですが、非常に充実した30分でした。戀塚さんと、この対談を実現させてくれたニコニコさんとドワンゴさんに感謝します。ありがとうございます。

 そんなこんなで、酸いも甘いもお腹いっぱいの内容で大変充実したインターンシップでした。今後もこの体験を勉強や就職活動に生かしていければと思います。

*1:本当に大それたことは書いてないんですよ。別に、何かばらしてやろうって言うスタンスで書いてるわけじゃないし。あらかじめ守秘義務のことは説明を受けておりましたのでそのことについては気を配ったつもりです。僕の認識が甘かったといえばそれまでですが