「炎ジョイ」は決して炎上を煽ったりなんかしていないぜ!

 っていうタイトルが少しだけ煽り気味なのは事実。w
"炎ジョイ"
 話題のこのサイト。いろんな意味でこの発想はなかった。ネーミングセンスありすぎだろwwこれを企業でやってしまうところがすごい。今は無きニコニコブックマークを髣髴とさせる。つかコンセプトはニコニコブックマークと一緒なんじゃないんかな。ニコニコシステムでコメが流れるようになってるし。まぁ、あまり洗練はされてないけどねw
 しかしこのサイト、将来的にどう転がってくのか若干気になるところ。今のところこの炎ジョイサイト自体が炎上してるようだけどww今までの炎上文化に油を注ぐことになるのか否か。
 サービスが始まったばかりで気が早いかもしれないけどブログ炎上の例ですこしだけ考えてみる。
 俺は仮にこのサイトがそれなりに浸透したら、逆に炎上元のサイトの被害は思いもよらず軽減されたりするんじゃないかなとか思ってたりする。言ってみればこの炎ジョイってサイトってソーシャルブクマでしょ?ってことは批判のコメント自体はハテブのブクマコメントみたいな形で炎ジョイ自体に蓄積されるわけじゃないですか。
 それに加えて炎ジョイユーザビリティが妙に論争のしやすいものになっている。というのも炎ジョイコメント同士でアンカーというかリンクが貼れるようになってて、ニコ動風に流れてるコメントを直でクリックするだけで使えたりとか、賛成反対それぞれの立場に分かれてコメントすることも可能になっていて、そういう細かな気配りは感心した。炎ジョイの中でのコメント同士で論争になったりとかしちゃったりして。
 そうやって炎ジョイサイト内でメタな荒らしコミュニケーションを一通りやって、さてそこから果たしてわざわざ炎ジョイの外まで出向いて元サイトのコメ欄荒らしに行くやつがどれだけいるかな、と思ったのさ。よっぽど粘着質で人の不幸が蜜の味で仕方ない人以外はみんな案外その炎ジョイ内のコミュニケーションで満足してしまうんでは?結果として今までだと元サイトのコメ欄に沸いていた荒らしはそれほど姿を見せなくなり、めでたしめでたし、ということにはならないかな。そういう意味では炎ジョイは炎上を煽るポーズを一見とっておきながら、その実は炎上のいいガス抜きとして作用するんじゃないのかなと思う。
 だから炎上成分をばら撒いて被害拡大!というよりは、炎上成分を炎ジョイサイト内にどんどん取り込んで行くんじゃないかねぇこのサイトは。軌道に乗れば、の話だけど。まぁどっちにしても悪趣味なサイトであることに間違いはないが。
 とにかくしばらく観察。