mixiほど公共圏の曖昧な場所も無いと思う

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 多分mixiやってるやつの3分の1ぐらいはネットのある意味での怖さを自覚していない。その怖さを自覚していないから、mixiをただ単なる内輪コミュニケーションネットツールぐらいにしか考えることができない。外部からの人間が覗きに来る可能性をまったく考えていない。現実的にmixiの主な使われ方って仲間内での馴れ合いなわけだけどもさ。だから余計に誤解するやつやなめてかかるやつが増えてくる。
title="「うわべだけ規則に従って、規則違反はコッソリやるべし」という規律は、「健全な社会」にとって極めて重要である。(炎上と、<他者>のメンツを立てること) - 草日記"
 id:kusamisusaさん曰く

インターネットの普及が、「うわべ」と「コッソリ」の間を、パブリックとプライベートの境目を、奇妙な形に捻じ曲げてしまった。

と。一番捻じ曲がってる場所ってmixiなんじゃないかなって俺は思う。mixiは友達の家の部屋の中じゃない。そこを誤解しているやつが多すぎる。公共の施設(カフェとか)ぐらいに思っておいたほうがいい。そこには誰かがいつもいて、その中にはなぜかこちらの会話に聞き耳を立ててくるやつもいる。犯罪まがいのことをしゃべろうもんなら騒ぎ立てて罵り倒したり交番から警察を呼んできたりする。*1せめてそういうことをしゃべりたいなら個室に入る(全体に公開しない)とか、何かしらの配慮が必要になってくる。が、お構いなしの人間がほいほい入ってきては痛ニュー沙汰を起こす。
 そもそもそういう込み入った話は相互のコミュニケーションの質が深くないと、つまり仲良くないとできないわけで、そんな込み入った話が軽々第三者に聞かれてしまうからこのような公共圏に関する捻れが起こっているんじゃないのかなと推察する。とりあえず込み入った話それも犯罪めいたことを話す危なっかしいやつはせめて友人の友人まで公開にしておいたほうがいい。
 もうひとつ。どこからが叩かれるラインなのか?を検証してみるのも面白いんじゃないのかなと思う。mixiで18、19歳で趣味がお酒の人が相当数いるらしいけど、別にそれを書いたからって当局に捕まったりすることは無いだろう。犯罪の悪質さで言うと、やはり飲酒運転あたりがネットイナゴ*2の食いつくボーダーラインなんじゃないのだろうか。そこの基準はリアルとあまり変わらない気がする。

*1:別に皮肉ってるわけじゃなくて現状として

*2:これなんで半分死語なんだろう、便利なのに