本心の取り扱い方がわからない
自分が(男女関係なく)誰かに本心を伝えるときって、
いつもそれにオブラートを何層にもくるんで
根も葉もないことをぶっきらぼうに言っているフリをしている。
言ってみりゃすごく遠回りなコミュニケーション。
自分にとっちゃオブラートのクッションがあるおかげで、何を言っても自分はあまりこっ恥ずかしい思いをすることはないし、自分はそれで本心を言った気分になっちゃってるんだけど、
その分相手にも伝わりにくいし、よく誤解される。
ネットの中でこうやって発言するときでさえ、本心にはオブラートをかけまくる。本心が言えるのはリグレトないし2ちゃんぐらいじゃないだろうか。
もっとストレートにいろんなことが言えたらどんなに楽だろう。どんなにお互い分かり合えるだろう。
素直に「愛してる!」とか「好きだ!」とか「これからも友達でいてね!」とか「あんたは間違ってる!」とか「黙れ!」とか「きらい!」とか。
空気だとかを気にしなきゃいけない状況の中で、「空気を読め」っていう短絡的な言葉でとどめることなく、そういう素直な気持ちがさらっと言える人って本当にすごいと思う。
あるいは、逆なのかな。心置きなく自分の本心や感情をぶつけれる人が、結果的に恋人なり親友なりに発展していくのかな。
どっちが先なんだろう。
どっちにしても本心は誰にもダイレクトに伝わらずに、実名・顕名の手を離れた場所にとどまって、澱んでいくばかり。もどかしい。