インフルエンザの社会性

インフルエンザ流行ってるね。
みんな今やインフルエンザの毒性に怯えてるんじゃなくって、
万一インフルエンザにかかっちゃうとこれだけ大々的に報道されてしまう。
テロップでどこそこの大学生感染!みたいな感じで。
それがいやだからインフルエンザにかかりたくない。
というよりもうインフルエンザと関わりたくない。めんどくさいから。
って考えてるんじゃないの?そんな気がする。

つまりね、「インフルエンザから生命の安全と健康を守る」ためのリスクヘッジが、いつのまにか「インフルエンザにかかることで被る社会的な不利益を避ける」ためのリスクヘッジに話がすりかわってるんですよ。
マスクも今やそのための一種の記号、シグナルじゃないか。よほどの人込み以外ならマスクは必要ないっていう話もあるのに、*1それでもマスクが売れてるのは、みんな「インフルエンザに気を使ってます」「健康に気を使ってます」アピールがしたいだけなんちゃうんかと。
余談を言うと、今年の冬は例年以上にマスクが売れると思うんだ。この一件でマスクがすっかりファッションになっちゃったからね。

なんだろうね、この本末転倒な感じ。
なんで弱毒性ってわかった時点で事態が収束に向かわないんだろう。
しばらくはインフルエンザの余波に翻弄されることになりそうだ。

まとまらんけどそんなことを思った。

*1:ソースはどっかのニュース